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誰も使う見込みのない実家などの空き家への対応

そろそろ梅雨入りしそうな天気図が
ときおり登場する沖縄です。

さて、
世の中で騒がれている空き家問題。

県外では
この空き家問題や賃貸物件の空室対策の一環として
賃貸物件で入居を断わられがちな高齢者等への賃貸しようと
国や自治体が中心となって動いています。

しかし、ここ沖縄は
賃貸物件で空室が増えるどころか
賃貸物件の供給が足りず
家賃が爆上げしているエリアもあります。市街地・離島・ジャングリア

その一方で
誰も住まなくなった実家など
老朽化した空き家は
沖縄の街中であっても着々と増えて来ています。

最近は
そのような空き家の取扱いについて
相談を頂くケースも増えて来ています。

とくに、
役場から固定資産税の通知書が届くこの時期は
相談も増える時期です。。

相談を頂く方々も
みなさん色々なケースを想定されています。

とくに、現在は空き家であっても
元々は自分たちが生まれ育った家だと
何らかの形で残しておきたいと思う人も
少なくありません。

そうすると
「リフォームして第三者に賃貸する」
という案が浮上しますが
それを実現するのもなかなかハードルは高いものです。


内装さえパッパッとリフォームしちゃえば
いいんじゃないですか?

それなりに築年数の経過した建物を
第三者に賃貸しようとするには
内装だけでなく水廻りも
それなりにリフォームしなければならないことも多いものです。

また、
築年数の経過した建物は
雨漏りの発生リスクもあります。

雨漏りは、
入居者さんが住んだ後になると
家財への被害等、わずらわしい問題に発展することもあるため
これも賃貸をする前に外壁や屋上の防水塗装などの対策を行なうのが
望ましいです。

そうすると
内装・水廻り・外壁をリフォームすると
かなりの費用が掛かることになります。

これらの費用を
賃貸を行なう前に
捻出しなければならないのも
結構な負担です。

また、築年数の経過した物件は
リフォームを実施したと言えども
賃貸後も維持管理に
何かとお金と手間が掛かるものです。

このように
「実家を残すため」を目的としたリフォームは
結果的に利回りは厳しくなり
何かと手間が掛かるぶん
忙しい人には精神的な負担に感じるようにもなるものです。

とすると
残念ながら、次は
「売却」という選択肢も出てきます。

この「売却」については
後日あらためて書きますね。