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不動産を売買する際に重要なこと(ツール編)

この週末は沖縄国際映画祭というイベントがあるため
芸能人やそれ目当ての観光客の方がワンサカな沖縄です。

さて、不動産を選ぶ際に
お客さんによっては
ツールを持参される人がいらっしゃるものです。

例えば、11年前、
東日本大震災が発生した後は
土地の選定や中古物件の内覧の際に
電磁波を持参するお客様が
いらっしゃいました。

また、「不動産を内覧する際には
家の傾きをチェックする目的で
【ビー玉】を持参した方が良い」
なんて書いてあるその手の本は昔からあります。

それはそれで間違えではないのですが
その手の本を鵜呑みにするのも
気を付けた方が良いですね。

以前、
ある中古住宅の内覧の際に、
室内に入るやいなや
持参したビー玉をリビングの床に置いた人が
いらっしゃいました。

リビングだけで無く
2階の洋室も全て同様にです。

その物件の内覧の際には
売主さんも立ち会っていましたが
その様子を見ていた売主さんの顔色が変わるのを感じました。

内覧が終わり
お客さんが帰った後
売主さんから一言ありました。


アノお客はもう断って下さい。

内覧に来た方からすると

モノの本に書いてある通りにチェックしただけなのに、
どうしてですか?

 

と思われるかも知れませんね。

場合によっては

もしかして欠陥住宅なんですか?

 

なんて心配されるかも知れませんね。

そうではありません。

床の傾きについて
心配するのはごもっともですが
売主さんの心境にも配慮しましょうと言うことです。

不動産の売却には
色々なケースや事情があるものですが
ほとんどの場合、売主さんは
売却する不動産に愛着があるものです。

また、
少し極端ではありますが
「自分の不動産は世の中で一番良い」
と思っていらっしゃるものです。

ですので
自分の不動産にケチをつけられるような行為は
耐えがたいものです。

不動産の性能としては
床の傾きの有無は重要なことではありますが
それを売主さんのいる前で行なうことへの
気遣いが出来るかどうかというのも
大切なことです。

買い手側からすると
安心な不動産を購入することは
大前提として大切なことです。

ですが
売主側としては
「自分の大切な不動産を
いい人に購入してもらいたい」
という心理があるものです。

「いい人」の定義は曖昧なものですが
逆の言い方をすると
「悪い人でない人」という意味でもあります。

それで言うと、先程のように
「売主のいる前で平気でビー玉を置くような人」は
売主への気遣いが出来ない「悪い人」と
なってしまうのです。

そして、その結果
売主さんから


もう結構です

と言われてしまうのです。

じゃあ、どうすれば良かったのですか?

 

その時々の状況によって異なりますが
例えば
・その場で売主さんの了解を取ってからビー玉を置く
・売主さんにその場を離れてもらい、本人のいない場で実施する
・床の傾きの有無について、売主・不動産屋に口頭での確認を行なう
(ビー玉でのチェックは行なわない)
・住宅インスペクション(状況調査)の実施を提案する
等が考えられます。

しかし、この中でも
売主さんが不快に思うものもありますが(笑)

大切なのは
お互いを思う気遣いです。