梅雨明けだと思い込んだとたん
エアコンの使用をためらわなくなった沖縄です。
さて
沖縄で不動産を所有し続けることの覚悟の一つに
湿度と雑草があります。「一つ」じゃないじゃん
県外にも湿気と雑草は存在しますが
たとえば、湿気については
沖縄は周りを海という水に囲まれていますで
気温差の発生により空気中の水分が凝縮・液化しやすく
それらの影響で湿度が高くなりがちです。
それに加え
沖縄は亜熱帯気候ですので
年がら年じゅう高温多湿な環境となりやすいものです。
また、
雑草についても、亜熱帯気候に加え、
日照時間が長いため
沖縄では農作物だけでなく
雑草もすくすく成長する好条件が整っています。
これらの要因から、県外と比較しても、
沖縄の湿気と雑草はだいぶ厄介なのです。
そして、これらの湿気と雑草は
沖縄に不動産を所有する県外在住の人たちだけでなく、
空き家や空き地を所有している地元の人はもちろん
沖縄で別荘を所有している地元の人でさえ
手を焼いているものです。
たとえば
別荘を2ヶ月に1回の頻度で利用する地元の人は
別荘に行くたびに、最初の仕事は雑草の伐採から始まります。
別荘ではなく、空き地の場合も
定期的に雑草を伐採をしないとハブの住み家となり
ご近所からクレームが来ることもあります。
また、湿気は
室内のカビの温床となりますので
畳の上にはうっすら青カビが生えます。
和室がないお部屋の場合でも
クロスや床の表面には
カビが付着しているものです。
クローゼットの中の寝具は
ヤバイことになっている場合もあるため
別荘を利用する際には、
わざわざ自宅から寝具を持参する人もいらっしゃいます。
さんざん脅して来ましたが
これらの湿気と雑草は
対策をすることは出来ます。
湿気は
除湿器かエアコンを運転しっぱなしにするのが
簡単な方法です。
最近は
Wi-Fiで操作やモニタリングが出来るエアコンもありますし
省エネタイプのエアコンもありますので
効率的に使用すれば電気代も抑えることが出来ます。
雑草については
定期的に人海戦術かマシンで伐採するか、
それが難しい場合は、
自然に優しいタイプの除草剤の投与に手を染める
などの方法があります。
いずれもお金と手間が掛かる手法です。
日本においては
不動産は贅沢品の扱いですので
仮に空き家や空き地であっても
それらを所有し続けることは
贅沢者のステータスとなってしまうのです。
しかし、人は年齢を重ねていくと
そのステータスの維持も負担に感じるようになり
いよいよそれらを管理しきれなくなると
残念ながらそれらの不動産を売却する
という選択肢を選ぶことになります。