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イチローも知ってる振り子の法則

沖縄の民泊物件の売却や普通賃貸への切替え

おはようございます。

天気予報が良い方にハズれてくれそうな
日曜日の沖縄です。

さて、
3年前に民泊新法が解禁されてから
ウナギ登りに増えた民泊施設。

民泊は、もともとは
修学旅行生などが
地元の民家に宿泊をさせてもらい
その地域の文化に触れたり体験するという
とても純粋なものでした。

しかし、それが
日本の観光立国化の追い風に乗って
お金儲けの手段に大きく変わってしまいました。

一時期、不動産屋には
「民泊に使えそうな物件ありますか?」
という問合せばかりが横行していました。

東京でもオリンピックの開催に伴い
世界各国からの観戦者が宿泊する施設が足りないことから
多数の民泊施設が作られ、オリンピック開催期間中は
宿泊料金も最上級にピンハネ設定されました。

しかしながら
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い
民泊施設の稼働がピタリと止まりました。

東京オリンピックも中止となり
大きな儲けを見込んでいた民泊施設の
事業計画は大きく狂い
東京はオリンピックの観戦者ではなく
ウィルスの感染者であふれることになりました。

沖縄に無数に出来た民泊施設の一部でも
コロナの影響が出る前から
価格競争が始まっていました。

その上、通常の賃貸で貸すよりも
民泊の方が儲かると見込み
賃貸契約を止めて民泊での運用に切替えた
オーナーさんもいらっしゃいます。

しかしながら
コロナの影響で観光客は無くなり
収入は厳しい状態です。

沖縄には他には無い魅力がありますので
このままコロナが落ち着いていけば
観光客は必ず戻ってきます

しかし、その時に、
以前のような価格競争の波から抜けられるかどうかは
不透明です。

それらを見込んで
民泊物件の売却を検討する人、また
民泊と比較すると収益性は下がりますが
より堅実な通常の賃貸契約の施設に戻すことを
検討するオーナーさんが増えています。

片方に大きく振れた振り子は
必ずどこかで反対方向に振り戻るものです。