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信頼できる不動産屋のキーマンの絶滅の危機?

ヤジなんかにめげず、
ロケット打ち上げ頑張って下さいね。

さて、先日
不動産の従業員が
自社の管理する物件の合いカギを使って
女性の部屋に忍び込んだという事件がありました。

世知が無い世の中において
自分だけの安らぎの空間のはずの自宅に忍び込まれた女性の恐怖は
この上もないものだったと想像します。

似たような事件では、以前、
男性人気アーティストの部屋に
マンションのコンシェルジュ(管理人)が
やはり合いカギを使って侵入したということがありました。

この時も、
犯人と鉢合わせになったのは
そのアーティストの奥さんだったそうですが
しばらくは恐怖が続いたのではないでしょうか。

以前は、
不動産会社や管理会社が
物件の管理用として
住居や店舗の予備のカギを預かるというのは
普通のことでした。

しかし、今の不動産屋は
合いカギを預からないところも
徐々に増えてきています。

それは
不動産屋の事務所にドロボウが入り
合いカギを持って行かれると
大変なことになるからです。

通常、不動産屋は
物件の合いカギを
カギの掛かったキーボックスや
金庫に入れて保管するものです。

しかしながら
管理物件の件数が多い不動産屋になると
合いカギの数が数千個単位となりますので
カギの保管にもかなりのスペースが必要になりますし
管理も煩雑となります。保管するキーボックスや金庫自体のカギの管理も大変

そういう不動産屋に
ドロボウが入り
合いカギの一部を持って行かれると
カギを盗まれた物件はカギの交換が必要となります。

中には、マスターキーと言って
一つのカギでその建物の全ての部屋を
開けることが出来るカギもありますので
それを盗まれると、
その建物は全てのカギの交換となります。

これらの手間と費用を考慮し
管理物件の多い不動産業者は
セコムなどのセキュリティー警備を利用しているものです。

しかしながら
管理物件の数の大小にかかわらず
たった1本のカギであっても
それが悪用されると、
家財やお店の商品や
場合によっては人命に関わる被害となります。

それらを考慮し
最近は合いカギを預からない不動産業者も
出てきているという訳です。

また、最近は
スマートキーなど
スマホで開閉できるタイプの部屋も普及が進んできていますので
そうなると、そもそも物理的な合いカギは存在しなくなります。
IDとパスワードの管理と情報漏洩対策が必要(苦笑)

ですので、
ひと昔前のドラマで見られたように
田舎から上京してきた親御さんの依頼で
子どもの住むアパートやマンションの部屋を
不動産屋や大家さんが合いカギを使って開けるなんてシーンは
そのうちに見られなくなるかも知れません。(笑)