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被災地での詐欺と不動産詐欺の共通点

明日の台湾での総統選挙の結果によっては
ある意味、台湾有事の始まりになりそうです。。選挙結果のためには何でもアリの様相が・・・

さて
自然災害が発生すると
被災された方々への支援と同時に
被災者への詐欺も横行します。

もしかしたら、詐欺の方が
支援よりも先に動き出しているかも知れません。

例えば
今回のように地震により被害を受けた住宅には
雨漏りや風雨を防ぐためのブルーシートが
必要になります。

現在は、
支援する側の準備が整ったため
ブルーシートは無料で配布されるようになりましたが
震災当時は、12万円で売り付ける輩がいたそうです。

彼らは震災が発生すると、
いの一番に現地に向い
ブルーシートに限らず、
被災後に必要となる物資を高値で売り付け
行政やボランティアの支援体制が整うと
サッサと引き上げていきます。

又は、
被災した建物の解体屋に姿を変え
次はそこで暴利をむさぶります。

そこでよく狙われるのが
高齢者の一人暮らしだと言われています。

詐欺をする方も慣れていますので
ボランティアの人のごとく
コンタクトしてきますので
一人暮らしの高齢者も助けが来たものと思い
間もなく心を許してしまうようです。

離れて暮らす身内の人たちはもちろん
行政の方々は
そういった詐欺からも
高齢者を守ってあげて下さい。

不動産業者の中にも、震災に関係無く、
一人暮らしの高齢者をターゲットにしている方々が
いらっしゃいます。

借家では無く
自分の土地・建物に住んでいる
一人暮らしの高齢者に近づき
まずは身寄りの有無を聞き出します。

今は個人情報うんぬんで
第三者が取得するのは難しくなりましたが
ひと昔前であれば
戸籍等も取得して確認します。

また、住んでいる家以外にも
不動産を所有していないか等を
巧みに聞き出します。

身寄りがいないことが分かれば
あとはその不動産をうまく手に入れるだけです。

売買をした形にすることもあれば
養子になって贈与や相続により
取得することもあります。

他人との交流が少ない
一人暮らしの人ほど
周りから怪しまれることもなく
奪い取られてしまいます。

ひと昔前は、
こういった不動産詐欺が全国で横行し
沖縄でもこれらの手口を使い
大きくなった不動産会社もあります。(笑)

先程の被災地での詐欺も
不動産の詐欺も
一人暮らしの高齢者を狙った
という点以外にも共通点があります。

それは
彼らは自分たちの行為を
「人助け」だと考えている点です。

「困っている人がいるから自分たちが助けた」と
勝手に解釈しているようです。(苦笑)

それくらいの図太さが無ければ
どちらも詐欺なんて出来ないことでしょう。。