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成功する不動産の売却のための覚悟(つづき)

30年前、阪神淡路大震災をニュースで見たときの衝撃は
今でも覚えております。合掌

さて、
昨日のブログで
不動産の売却を成功させる秘訣について書いたところ
反響がありましたので、続きを書きたいと思います。

しかしながら、今回は
売主さんにとって少し厳しい話をしますので


こんなことを言う不動産屋になんて売却は依頼したくない!

と思う方も出てくるとは思います。

それはそれで
仕方の無いことかとは思いますが、ホントは仕方無くないけど
しかし、現実の場では他の不動産屋も同じことを思っているが
単に口に出していないだけということもあるものです。


前置きはいいので、早く進めてくださいよ、あはっ

結論から言うと、
不動産の売却をスムースに行かせる秘訣は
「自分の不動産に対して思い入れを持ち過ぎず、
またその価値観を他人に求め過ぎないこと」です。

たとえば
不動産の内装にこだわる人の中には
壁紙も高額なものを使用している人も少なくありません。

その壁紙が誰が見ても高額だと分かるもので
万人受けするものであれば良いのですが
お金持ちの中には奇抜な色やデザインを施す人もいらっしゃるもので
その良さは他人にはなかなか分からないことも多いものです。まことちゃんの家みたいにね

しかしながら
その不動産を売却する際に
売主さんとしては
その奇抜な壁紙にも思い入れがありますし
高額な費用を掛けたという自負があります。

すると、当然


この壁紙の良さを分かる人に買って欲しい

 

という要望が出てきてしかるべきです。

しかしながら
不動産を購入する人は
土地と建物を購入したい人であり
壁紙はあくまでもその中の付属の一部です。

ですので
仮に売主さんがその壁紙に数百万円の費用を掛けていたからと言って
その分だけ高く売れると言うのはナカナカ難しいものです。

また、
国交省によると
壁紙の減価償却は6年という考え方ですので
6年が経過すると価値はゼロになるという評価もあります。

同様に、内装や設備に
いくらお金を掛けた不動産あっても
それが他人にとって価値があるものかどうかは
全く別物ということが往々にしてあるものです。

ですので
不動産の世界は
趣味に偏りすぎた不動産は
それを評価してくれる買手はなかなか見つからず、
標準的で万人受けする不動産の方が早く売れる
と言われています。


そんなことイチイチお前に言われなくても分かってるよ!オレとまことちゃんを一緒にするな(怒)

 

売主さんも頭の中では分かっていても、
わざわざ、他人に口に出して言われたくない
という面もあります。

成功する不動産の売却の秘訣は
売主さんが「いかに客観性を保てるか」でもあります。