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領収書の切れない沖縄の不動産の売買

領収書の切れない沖縄の不動産の売買

日本列島はこんなに寒々としているのに
早くも台風1号だそうですね。今年は台風の当たり年か?

さて、不動産の売買では
高額なお金が動きますので
売主や買主だけでなく
色々な登場人物が出てくるものです。

とくに沖縄でも、中部地区ある地域では
売主や買主と不動産業者の間に複数の人が絡んでいる
というケースはよくあります。(苦笑)

先日も、当社のお客様に
同業者さんが扱っている物件を紹介させて頂こうと思い
同業者さんに問合せをしました。

その同業者さんは
売主さんから直接売却の依頼を受けている不動産業者だと思って
話を進めていたところ、その不動産業者と売主の間には
たくさんの登場人物がいらっしゃることが判明しました。

このときは
不動産業者の先にまた別の不動産業者が2社、
その先にブローカーが1名という風に
売主にたどり着くまでに4つの障壁クッションがありました。(苦笑)

こうなると
商談もそれらの方々での伝言ゲームとなり
当然、スピードも遅くなりますし、
話がひん曲がることもあるため
商談内容の信頼性が低下します。

そして、それは結果的に
買主さんに迷惑が掛ることになるため
その時は買主さんにも事情を話した上で
この物件は見送ることになりました。

このように
不動産の売買に登場人物が
後からゾロゾロと出てくるのは
不動産の売買に伴う手数料の分け前をもらうのが目当てです。

現状、不動産の売買では
売主側と買主側の両方に仲介手数料が発生しますが
例えば、同業者さんの扱っている物件を、当社が買主さんに紹介し
成約となった場合には、同業者さんは売主側から仲介手数料を受取り、
当社は買主側から仲介手数料を頂くのが一般的です。

これを業界用語では【分かれ】と言います。

先程のように
売主側に登場人物がたくさん居る場合、通常は
売主側から頂く仲介手数料を登場人物の間で分配します。

しかしながら
それでは自分たちの分け前が少なくなってしまうため

オタクが買主側からもらう仲介手数料も幾らかよこせ

 

と言ってくる同業者さんもいらっしゃいます。(笑)

さらに、中には

ウチは領収書は切れないから

 

とおっしゃる人もいらっしゃいます。(苦笑)

登場人物が多い売買は
売主さんや買主さんに迷惑が掛る可能性が高い上に
悪だくみのお手伝いまでは出来ません。

ちなみに、仮に領収書がなくても
経理上は「○○さんに手数料○○万円支払った」と処理することになりますので
税務署にはバレますよ。(笑)