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災害があって初めて知る隣地の人

甲子園で県の代表校が負け
すっかり気の抜けた感が漂う沖縄です。

さて、
台風12号が離れ
沖縄に暑い夏が戻ってきました。

今回の台風は
それほど威力は大きくはありませんでしたが
宮古島では大雨に見舞われました。

今年の夏は日本各地で自然災害が続いています。

・静岡県熱海の土石流
・鹿児島県、宮崎県などの九州での大雨による浸水
・広島県、島根県、鳥取県などの中国地方での大雨・・・

その他にも、
線状降水帯や前線の影響により
大雨が降ったことに伴い
浸水や陰崩れの被害が多数発生しています。

とくに今年はコロナの感染爆発との
ダブルパンチということもあり
メンタル的にもダメージはさらに大きいです。

沖縄でも線状降水帯が発生し
猛烈な雨により浸水や崖崩れなどの被害がありましたが
大切な命が失われることが無かったのがせめてもの救いです。

沖縄で発生する自然災害は
大まかな傾向があります。

大雨や高潮による浸水や
山林や斜面の崖崩れなどは
いずれも発生する場所は毎回同じか
その周辺になります。

それらの地域は
河川の幅や深さを再整備したり
堤防を高くしてもらうなど
市町村に早急に対策を講じて頂くしかありません。

その財源として
毎回使い切れず困っている
一括交付金などの国からのお金も
流動的に使えるよう頑張って欲しいものです。

その一方で
がけ崩れの場合は
熱海のケースのように
被害の原因となった土地が
個人の所有というケースが多く
その場合は、市町村がお金を負担して対策する
という訳にはいきません。

中でも厄介なのが
災害の原因になった土地あるいは
災害が発生しそうな危険な状態の土地が
個人の所有であり、かつ、その所在や連絡先が
不明なものです。

最近話題になる
所有者不明地もその一つです。

とくに沖縄の場合は
県外や海外の人や法人が
土地を買い占めるケースも多いので
それらの土地で何か災害が発生しても
連絡先も取れず困るということもあります。

少しケースは違いますが
隣の土地の草木が伸び放題で迷惑しており
その土地の所有者を調べたら隣国の人で
どうしようもなく困っている
という話はタマに聞きます。

と言うことで
不動産は隣地の人によっても
資産価値が左右されることもある
というお話でした。