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政治家や権力者もリスクを犯してでも関わりたい沖縄の不動産

新たな旅立ちの時期に向け
県外のサクラもそろそろ準備開始ですね。

さて、昨日
沖縄の中核都市の市議会の議長さんが
議長の辞職をされました。市議は辞めないかは不明

理由は
不動産の取引に
便宜を図った疑いによるものです。

大まかな概要としては
沖縄戦で資料が焼失し
どこまでが誰の土地か分からなくなってしまったのを背景とし
その後、市有地となった土地を
「それは自分の土地だ」と主張する市民を支援し
その報酬を受取った疑いが持たれているものです。


か弱い市民を手助けしたんだから、市議の本業じゃないですか。あはっ

確かに
ある部分では良いことのように思えます。

しかしながら、
この話を色々と調べてみると、
キナ臭く感じてしまう部分が出てきます。

最もキナ臭いのは
自分の土地だと主張している市民が
所有権を取得出来た後には
次の売却先が決まっていたとされる部分です。

ここで登場するのが
やはり不動産業者です。(笑)

その不動産業者いわく
市議さんの支援でその市民が
所有権を取得出来たあかつきには
その土地を不動産業者が100億円で
買取ることになっていたそうです。

不動産業者は
市議の後押しへの報酬として
5,000万円を現金で先払いしたにも関わらず
その土地の所有権が、いっこうに市民に移転される気配がないため
怒り心頭でマスコミにリークしたものと思われます。

なお、この市議さんは
現金を受領した際に
当該市民との連名で領収書を発行しています。

5,000万円もの現金を
振込みにしないのは
記録を残さないようにとの配慮ですが
領収書を書いたので形が残っちゃいましたね。

ちなみに、不動産の売買では
領収書を発行しないことを条件に
報酬を受取ろうとする人もタマにいらっしゃいます。(苦笑)

不動産屋も基本はお断りしますが、
どうしてもの事情がある場合、
経理上の処理がありますので
報酬を渡す側も何らかの記録は残すものです。快諾する不動産屋もあります(苦笑)

また、今回の市議さんが
市民への所有権の移転を後押ししようとした際に
市議会の場で担当部局に食いついたとされる議事録が残っています。

その議事録はネット上で誰でも閲覧できますが
文字の記録だけを拝見しても
かなりひつように詰め寄った感が出ています。(苦笑)

政治家や議員さんたちは
一般社会からすれば
既に高額の所得を得ている身分ですが
不動産が絡むと、目先のお金につい目がくらんでしまうようです。

ちなみに
今回の騒動の舞台となっている土地は
那覇市 その市でも人気が高く
不動産業者が100億円で買取った後も、その先の出口が見込めるような
リスクを背負ってでも関わりたくなるような土地でもあります。(苦笑)