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沖縄の悪徳な不動産業者に気付く方法

週末から始まるGW前半戦は
天気も少々ご機嫌斜めの予報です。

さて
先日、ある集まりで
不動産業についてお話しをさせて頂く
機会がありました。

内容は
不動産会社の業務の
基本的な流れからはじまり、
その次は沖縄の不動産の特徴についてです。

沖縄の特徴的な不動産の一つに
【リゾート物件】があります。

例えば
マンションや一戸建て等の建物は
県外でも沖縄でも基本的なコストは同じです。

それが
沖縄にあるというだけで
「リゾート」の肩書きがついて
価格がハネマン状態となり
業者が儲かると言ったようなお話しです。(笑)

また、沖縄の特徴的な不動産と言えば
やはり【軍用地】と【外人住宅】です。

【軍用地】は、土地が
米軍施設や自衛隊や空港内にあるということで
お金儲けをしてくれる不動産になるという
プレミア不動産です。

さらに、通常は
土地を所有しているというだけでは
金融機関は融資をしないものですが
その土地が【軍用地】肩書きが付くだけで
沖縄の銀行は喜んでお金を貸してくれるという特典付です。(笑)

先程の施設のフェンスの外と中にあるというわずかな違いで
扱いが大きく違うため、ホクホク顔の人もいれば
悔しがっている人もいらっしゃいます。

【外人住宅】についても
米軍施設やそれに関連する仕事で働く外人さんが住む
と言うだけで、日本人向けの家賃よりも
はるかに高い家賃で賃貸が出来るという特徴があります。

さらに外人住宅に住む外人さんの家賃は
基本的に米軍が全額補助していますので
軍用地と一緒で、賃料の取りっぱぐれのリスクがありません。

ここまでは、
これまでも何度か書いてきたことがありますので
耳タコかも知れませんが
会合当日に、参加者の方々が一番興味を持たれたと感じたのが
「沖縄の悪徳不動産」でした。(笑)

沖縄には現在約2,000社の不動産会社がありますが
それだけの数の不動産会社があれば
色々な会社があるのは
世のことわりです。

その中には
お客さんとトラブルになることに
すっかり慣れてしまっている悪徳不動産会社も
あるものです。(苦笑)

例えば、
深刻なトラブルになると、通常は
お客さん側が警察等に被害を申し出るものですが
悪徳不動産のクラスになると
お客さんが警察沙汰にする前に
不動産業者側が先に警察を呼んで
被害ヅラをしたりもします。(苦笑)

こういう不動産業者に関わることになると
もう不動産取引どころではなくなり
マインドがナエてしまいます。

そして、そのリスクは
一般のお客さんだけでなく
不動産業者も同じです。

不動産は売り手側や買い手側など
複数の不動産業者が媒介をして
取引を行うこともよくあります。

その際に、
悪徳な不動産会社との取引に関わってしまうと
トラブルに巻き込まれることになります。

ですので
リスク管理の意識の高い不動産会社は
悪徳な不動産会社の見極め方を
心得ているものです。

その見極め方の一つは
何か特別な方法ではなく
「基本に忠実」な業務です。

不動産の業務にも
基本も応用もありますが
自分たちが基本に忠実に業務を遂行していれば、
悪徳不動産と接した際に
相手の言動に違和感を覚えるものです。

これは悪徳不動産に限らず
悪質なお客さんに対してもです。(苦笑)

基本に忠実な軸を持って接していれば
自然とそれらに気が付くということです。

このような話をさせて頂き
参加されていた方々にとっては
「少しは参考になった」という人もあれば
「全く参考にならなかった」という人もあったことでしょう。(笑)