沖縄では実現がむずかしいポツンと一軒家

朝晩の気温差が小さく
体への負担も少ない日が続いている沖縄です。

さて、
スマホの普及もあり
テレビと新聞を見る人が
大幅に減ったと言います。

スマホがあれば
テレビで見るよりも早く、
そして世界中のニュースを
見ることが出来ます。

ドラマやバラエティーも
YouTubeやアーカイブチャンネルを通して
手軽に観ることが出来ます。

そんな中
最近、人気のレテビ番組の一つに
「ポツンと一軒家」という番組があります。

ご存じの人も多いと思いますが
大まかな内容は、日本や海外の
人里離れた山奥等にある家を取材し
そこで暮らす人たちの非日常的な生活と
その人たちの人生等を放送する
心温まる番組です。

この番組は
将来のリタイヤ後の生活に憧れる人たちや
既に人生の終盤の年齢に入っており
非日常的な暮らしを実現することが出来なかった人たちが
番組の出演者と自分を重ね合わせて観るという
そういう面でも人気があるそうです。

ところで
この人気番組の
「ポツンと一軒家」ですが
最近、少し問題が出てきているようです。

それは
防犯と犯罪の面です。

毎回放送される
ポツンと一軒家の物件は
番組に出てくる画像や風景等のヒントをもとに
グーグルマップを使えば
場所が特定出来てしまいます。

その上
番組内では
その建物で暮らす家族の構成や
離れて暮らす身内の有無や
在宅の時間や曜日まで放送していますので
不在の時間帯が丸見えとなっています。

そうなると
空き巣をはじめ
強盗等の犯罪の実行に必要な情報が
容易に取得出来てしまうため
犯罪の対象になりやすいということだそうです。

ちなみに
豊かな自然の残る沖縄にも
ポツンと一軒家はあります。

しかしながら
沖縄は小さな島国の集まりで
「ポツン」の対象となるエリアは限られているため
仮に番組が撮影に来た場合は
場所の特定もより容易なものです。

とくに
物件の調査に慣れている
不動産業者からすると
場所の特定はお手のものです。（苦笑）

ポツンと一軒家は
毎回の放送を楽しみにしている人も多い
日本らしい心温まる番組ですので
犯罪や防犯面等も配慮されながら
放送が続くことを願います。