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不動産にも欠かせない車社会の沖縄の自動車保険と県外ナンバー

今はどんなにドシャ降りが続いても
そのうちに梅雨が明け、ドシャ降りもスッカリ忘れられるという
人生みたいな天候の沖縄です。

さて、
沖縄の不動産に関連した特徴として
「車社会」があります。

車社会は
別に沖縄に限ったことではありませんが
他の県と同様に公共交通機関の整備が不十分なため
利便性の面からも、仕事でもプライベートでも
車を使う方が選ばれています。

とくに沖縄は、今でこそ
車の運転代行が利用されていますが
ひと昔前は、車でお酒を飲みに行き
帰りはその車を運転して帰宅するというようなことが
珍しい光景ではありませんでした。(苦笑)

そんな背景もあり
沖縄で一戸建てを購入する際には
車が複数台は駐車できることが
優先順位の上位にあります。

また、
分譲マンションなど
駐車場が1台のみしか確保出来ない場合は
近隣に月極駐車場があることが
重要なポイントになったりします。

そんな車社会の沖縄ですが
その一方では、自動車保険の問題が
以前から取り沙汰されています。

とくに
「沖縄は自動車保険の加入率が低い」と
都市伝説のようによく言われています。

その真相について調べてみると
2021年の少し古いデータになりますが
損害保険料率算出機構という団体の
いわゆる【任意自動車保険】の加入状況は
全国平均の75%に対し
沖縄は54%(最下位)だそうです。

ちなみに自動車事故の損害の補償としては
【任意自動車保険】以外に
【自動車共済】という仕組みがあり
それを加えると
全国平均の88.7%に対し
沖縄は79.7%(最下位)だそうです。

そんな沖縄の加入状況ですが
その一方で、沖縄は自動車保険の加入料が
全国に対し優遇されています。

いわゆる
【沖縄料率】というものが存在します。

具体的な料率は不明ですが
この料率が適用されているおかげで
沖縄の自動車保険は県外と比較し
2割程度安いと言われています。

この【沖縄料率】が存在する背景としては
「沖縄は知り合いが多いため、事故が発生した場合でも
自動車保険を利用せずに、示談で解決するケースが多いから」
とも言われていますが、実際は沖縄の復興支援の一環で
保険料が安く設定されているようです。

ちなみに、沖縄でも
県外ナンバーの車を見かけることがありますが
乗っているのは、県外から来たナイチャーだと
スグにわかります。ある意味「Yナンバー」みたいなもの

本人たちは
沖縄でも県外ナンバーの車に乗り続けることで
地元のナンバーとの差別化として
利用している面もあると思われます。

そんな県外ナンバーの車も
これまでは、沖縄で乗っていれば
ナンバーは県外のままでも
自動車保険では【沖縄料率】が適用されていました。

しかしながら
保険会社によっては
県外ナンバーは【沖縄料率】による優遇を
適用しない会社が出てきています。

ちなみに
自動車税の観点でいうと
普通車は県税、軽自動車は市町村税ですので
県外ナンバーのままでは、
沖縄には税金が納付されません。

そういう意味では
現在、県外ナンバーで差別感をアピールしていらっしゃる方、
また、今後、沖縄に車を持ってこられる方々は
速やかに沖縄ナンバーに変更した方がお得ですし、
税金の面でも沖縄に貢献することになりますよ。首里城図柄入りのナンバープレートもあります