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沖縄に多い夫婦の離婚に伴う不動産の売却のお手伝い

沖縄に多い夫婦の離婚に伴う不動産の売却のお手伝い

週末は一段と暖かくなりそうな沖縄です。

さて
これまで不動産の売却をお手伝いさせて頂いた中で、
こちらとしても気を使うのは
夫婦の離婚に伴う不動産の売却です。

沖縄は離婚率の高い県でもあります。

結婚した当初は
芸能人のカップルに負けじとアツアツであっても
ポットの中のお湯と同じように
時間の経過とともにその熱はさめていくものです。

そして、
常温まで下がって終わりあれば良いのですが
時には冷蔵庫の中の水のように冷えていったり
場合によっては氷になってしまうことがあるのが
夫婦の関係です。

夫婦は、家族であっても
しょせん血のつながらない他人同士であると考えないと
理屈になりません。

離婚に伴い売却される不動産は
ほとんどがご自宅です。

売却の相談を頂く段階では
すでに別居状態となっているケースがほとんどですが
売却される家の中を拝見させて頂くと
夫婦として生活された痕跡がまだ残っているものです。

そして
お子さんがいらっしゃった場合は
さらに胸が痛みます。

しかしながら、
いつもでも感傷的になっている訳には
いきません。

そこから先は
もっと胸の痛む役割が待っています。

相談を頂いた方の
相手方との調整役もしなければなりません。

よく不動産業者は
「売主と買主の仲人(なこうど)役」と言われますが
離婚の場合は、両者の仲裁役をすることもあります。

離婚の場合、
両者の関係はだいたいコジれているものです。

ですので、不動産の売却の話だけで終わらず
大体は相手方のグチも聞かせて頂くことになります。

また、当社の経験上
離婚の当事者のどちらかには
既に新しい異性がいるものです。(苦笑)

それが更に関係をコジらす要因となっているものです。

そういう関係の両者の間に入り
売却する金額を決め販売活動を行ない
晴れて買い手が見つかっても
まだ仲裁役は続きます。

とくに、自宅が両者の共有名義であった場合
契約から決済まで、それそれ両者の手続きが必要になります。

しかしながら、別居中の両者は
お互い顔を見たくないほど関係がコジれていますので
全ての手続きを顔を合わせないよう別々で行なうこともよくあります。

契約書の署名・捺印、
決済時の所有権を移転するための手続き、
抵当権を抹消するための銀行でのローン完済の手続きなども
別々で行なうよう段取りします。

自宅の売却が完了すると、彼らは一段落し
それぞれに新しい道に進んで行くことができます。

仲裁役の不動産業者は
通常よりも倍以上の手間と段取りと気遣いが必要なぶん、
疲れもドッと来るものです。

そして、不動産を共有名義にするデメリットを
あらためて実感ものです。