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沖縄の不動産売買で悪魔に売った魂の値段(美辞レイク)

週末は最低気温が20度を下回る
ちょっと涼しい南国の沖縄です。

さて
昨日の続きです。

沖縄の那覇市内の不動産に絡んた
事件についての続きです。

今回の事件では
沖縄戦で土地の登記に関する資料が焼失し
土地の所有が曖昧になってしまったことに起因します。

確かに
土地の形もすっかり変わってしまった上に
自分の土地が存在したという証拠も残っていないため
誰の言うことが正しいかを証明する方法も無いと思われます。

同業者さんから聞いた話では
その混乱を利用して
本来は他人の土地を
マンマと手に入れた輩も
たくさん居るようです。(苦笑)

今回はそんな土地が舞台となり
土地の所有権を主張する市民の声を汲んだ形で
元・市議会議員さんが那覇市と所有権を巡って闘うという構図です。

市の議員さんと言えば
役人の業務の遂行状況を監視したり
市民の代表として市民の要望を役所に提言したりと
役人に対しては何かと優位な立場にあるものです。

今回はその優位な立場を利用して
既に最高裁で那覇市の所有権が確定した土地にも関わらず
市民の主張を盾に、再び所有権を主張するという
かなり無理のある状況です。

しかしながら、ご本人は
今ドキ流行りの勧善懲悪型のスタイルを
イメージされたのかも知れません。

それとも
沖縄の政治家さんは
最高裁で決定した判決に従わず
反発するアレでもあるのでしょうか(苦笑)

そんな無理のあるシナリオですので
いくら市議さんに詰問や恫喝をされても
市の職員からすると反発を覚えるだけです。

その反発が度を過ぎると
内部告発やマスコミへのリークも
考えるようになります。

こうして、
今回の事件は、今年の春先に
晴れて表沙汰になることに
なりました。

政治家や権力者もリスクを犯してでも関わりたい沖縄の不動産

しかしながら
ご多分にもれず
今回の市議さんも
簡単に容疑を認める訳はありません。

ちなみに
悪事を働く政治家に共通するのは
この美辞麗句を並べることですが
今回の市議さんも
「天地明神に誓って」という表現で
無実を主張されました。

「天地明神に誓って」とは
「全ての神様に誓う」と言う意味です。

今回の事件の事実関係は
これから明らかになっていきますが
もし今回の市議さんがクロだとすると
全ての神様を裏切り
悪魔に魂を売った訳ですから
世の中の全ての神様を敵に回したことになります。(苦笑)

ちなみに
この美辞麗句を並べる政治家の方々は
テレビCM等好感度をアピールする不動産業者と
同じようなものです。(笑)

何度か書いていますが
沖縄でもテレビCM等で
誠意や誠実や好感度をアピールしている不動産業者に限って
悪徳を働く業者さんもいらっしゃいます。(苦笑)

彼らは
自分たちの持ち得ないものを
テレビCMで演出することによって
お客さんの思考回路をゴマかし
その不動産業者に対するハードルを下げているのです。

実際、沖縄の不動産取引で
被害にあったお客さんに聞くと
「テレビでCMに出ている不動産会社だから・・・」と安心してしまい
本来であれば注意すべき不動産の取引も
油断したがためにトラブルに巻き込まれたりしています。

ということで
政治家と不動産業者の美辞麗句には
注意するのがトラブル回避の前提となります。
このサイトでもいっぱい書いてますけどね(笑)

また次回に続きます。