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不動産業界のキックバックと裏金

前線の通過の影響で
今夜はドシャ降り予報の沖縄です。

さて、最近の
日本の国会での話題の中心は
もっぱら「派閥とキックバックと裏金」ですね。最近はお色気ダンサーパーティとか

確かに
重大な問題であるとは思いますが
外交対策や観光需要に頼らない経済の自立化など
もっと議論すべきことがあるように思うものです。

まぁ、
ある種のスキャンダラスなこれら話題は
政治利用するにはもって来いであるとともに
マスコミも取上げやすい話題のため
レベルのアレな方々にとっては
仕方の無いことでもあります。

不動産業界にも
キックバックと裏金は存在すると言われています。

キックバックでポピュラーなのは
業者さんからの紹介料です。

たとえば、
オーナーさんやお客さんが所有する不動産で
リフォーム工事を実施すると
リフォーム業者さんから「紹介料」の名目で
工事代金の一部が不動産屋にキックバックされるケースがあります。

通常、キックバックは
業者さんから不動産屋に支払われるものですが
中には、キックバックの存在を会社には内緒にして
不動産屋の担当者が業者さんから直接キックバックを受取る
というケースもあるようです。

どちらのケースにしても
オーナーさんやお客さんが
キックバックの金額の分だけ
高い工事費を支払わされていることになります。

業者さんからのキックバックは
以前ほど盛んではありませんが
現在でも残っている不動産業界の悪しき慣習です。

政治家と同様に、このキックバックにも
「裏金」の要素はありますが
ほとんどの業者さんは領収書ナシでは
キックバックしてくれませんので
厳密な意味での裏金にはなりません。

不動産における裏金となるのは
別の方々への「紹介料」です。

不動産の「紹介料」というと
不動産ブローカーさんがメジャーですが
不動産ブローカーは
売主や買主の知り合いを名乗って
不動産屋に物件の売買情報を持込み
成約したあかつきには紹介料をもらう人たちです。

この不動産ブローカーは
情報の信憑性と正確性が重要なのですが
8割はいい加減な情報なものです。(笑)

ですが、残りの2割は
レアな情報もあったりするため
全くスルーという訳には行かないものです。(苦笑)

ちなみに、最近は
不動産屋の看板を出しながらも
ブローカーレベルの情報源の不動産屋もあります。(笑)

裏金の話に戻りますが
不動産の裏金となるのは
「それなりの立場」の方々からの
不動産の紹介料を請求されるケースです。

「それなりの立場」とは
政治家や議員さんなどであり
彼らは地元の方々との交流が多いという立場を利用し
その中から得た不動産に関わる情報を不動産屋に提供し
売買が成約したあかつきには
紹介料をせしめるという人たちです。

この方々の中には
領収書を発行しない人もいらっしゃるようで
それが裏金になるのです。

ちなみに、昨年
沖縄の議員さんが
不動産に関わる賄賂を受け取った容疑で逮捕されましたが、
この手の方々もある意味、不動産ブローカーです。

しかしながら
この方の場合は
領収書を書いてしまったため
結果的にそれが賄賂の証拠として残ってしまいました・・・。

よって、
それなりの立場の人たちの中には
「証拠を残さない」という趣旨もあり
領収書にサインをしない人も多いと言います。

不動産は昔ながらの慣習の残る業界ですが
だからこそ、アレな人たちにとっては
居心地の良い場所なのです。