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株式会社沖縄ネット不動産
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日頃の恩恵を考えれば仕方が無い値上げ

12月に入ると
急に雪マークが増えはじめる日本です。

さて、
沖縄では、昔から
「地元で就職するなら公務員か銀行か電力会社が親孝行」
という言い伝えがあります。。

大きな企業の少ない沖縄の中で
いずれも安定した業界・企業だからです。

そのビッグ3のうちの沖縄電力さんが
電気代の値上げを申請しました。

ロシアのウクライナ侵攻や円安の影響で
燃料価格の高騰が続いているためで
一般家庭で約1.4倍、
商業用では最大約1.5倍の値上げだそうです。

日本は資源国ではありませんので
燃料は輸入に頼らざるを得ません。

また、
これらの影響を受け
沖縄電力さん自身も
既に業績がかなり悪化していますので
企業の存続と電力の安定供給の維持を考えれば
やむを得ない状況です。

「台風銀座」とも呼ばれたことのある沖縄では
台風の影響で停電が発生することもよくあります。

東日本大震災でも経験したように
停電は我々の日常生活にも大きな影響を与えます。

ですので、
台風の停電から一刻も早く復旧するために
沖縄電力さんも台風が来る前から
24時間体制で待機しています。

台風の進路がそれて
空振りになることもよくあります。

それでも
台風が来るたびに体制を整え
いざという時に備え準備しています。

そして、実際に
停電が発生すると
協力会社さんを含め
台風の余波が残る中
現場に向かうこともあります。

沖縄電力で働く社員や
協力会社の方々にも
当然家庭や家族はありますが
それらは二の次にして
業務に向かっています。

また、
沖縄は観光県ですので
ホテル等の宿泊施設や観光施設での電力消費もあり、
台風時に限らず、日頃から
それらの施設での電力の安定供給も欠かせません。

停電でホテルの冷房が使えなかったり
観光施設が稼働しなかったりすると
せっかくの沖縄旅行も台無しですからね。

また、
これらの施設の売上にも影響します。

日頃からの電力の安定供給のための維持管理や
台風などの緊急時への対応等を考慮すると
膨大なコストが掛かっているのも
理解出来ると思います。

そうすると
今回の電気の大幅な値上げも
いた仕方の無いことと思います。沖縄電力さんの営業案件ではございません

今回の値上げは
来年4月からの予定です。

一般家庭はもちろん
不動産に関連したところでも
エレベータ-や共用部分等の電気代の値上がりにより
共益費等も値上りする可能性があります。便乗値上げもあるよ

ホテル等の宿泊代や
観光施設の料金も
値上がりすることが予想されます。

電気は日頃から恩恵を受けている裾野も広いため
今回の値上げは影響も大きいですが
私たちの沖縄を守っていくためには
観光客の方々を含めて
乗り越えていかなければなりません。